カシオペアの櫻井さんを思い出した。
カシオペア - Domino Line
http://jp.youtube.com/watch?v=zIK1Vn6Va3w
こんな私も昔はそれなりにベースなんて楽器を弄ったりしてました。もちろん今でも時々持ち出したりするんですが、何ていうかな〜レベルの差を見せつけられてしまうと、「あ、ベースは君に任せた!」みたいになってしまうのだ。
自分が最初に「あ、こりゃかなわん!」と思ったのがカシオペアの櫻井さんだった。
勿論、スタンリー・クラークとか、ジャコ・パストリアスとか、ルイス・ジョンソンとかの猛烈なベーシストも知っていたけど、何ていうのかな?彼らは外人さんなので、全然比較対象として見ようとも思っていなかった。櫻井さんにしたってプロなんだから比較対象にしようと言う気にはならなかったんだけど、妙に同じ日本人としての親近感のようなものがあったんだよね(あくまで私個人の話しですが)。それを、いきなり突き放されたような、「おまいと一緒にすなよっ!」のような、「どうだ!参ったかっ!参れっ!!」のようなプレイを披露されて、「へへーっ!」となっちまったんだな。
スラッピングの凄さは真似しようという気すらも起きない程にエネルギッシュである。
親指の使い方がルイス・ジョンソン的にオーバーワークになってるのがよろしい♪
ステージングはこのくらい派手でなくっちゃね!
…ってか、このバンドはフュージョンの括りにあったので、そもそも当初はあまり興味が無かった。
後日、彼等の演奏を聴いたら、みんな各人、凄い力量をもったバンドだったんだということを今更ながら再認識してしまいました。
サウンドの形態を聞き返して見ると、これはこれでひとつの代表的な80年代サウンド。
凄いんだけど、やはり、ちょっと懐かしくなる音色であり、恥ずかしくなるような音色でもあるね。
お正月に聴くのもオツなもんでし。(^^;