「Danielle Licari」と「エーゲ海の真珠」

 スキャットの女王、ダニエル・リカーリです(多分そう言うカタカナ表記だったと思う)。「ふたりの天使」あれ?「天使のふたり」?が有名っすね。歌手名知らなくても、曲を聴けば「ああ、それか!」と分かるはずだよん。

ダバダ〜〜〜〜♪
ダバ・ダバ・ダバ
ワ〜ダバ・ナ〜マ〜♪
ママナ・マナワ〜ララ〜〜〜♪
ママナ・ワラララララ〜〜〜♪
ダバダ・ララララワ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪(脳天突き抜けー!)

これじゃ、判らないか(^^;

しからば有中部っ。
  ↓
Danielle Licari - Concerto pour une voix
https://www.youtube.com/watch?v=f0w00dXQI8s

これ、ほんとに美しいっすね。
宇宙戦艦ヤマト級以上に凄い。(もっとも、こちらとは毛色が違うけどね)
まさに、「フランスじ〜〜〜〜ん」って感じだね。


聴きようによっては哀愁たっぷり。でも、聴きようによっては、大人風味か(^^;
(何ちゅうか、「声」で身体中を舐めまわされるようなゾクゾク感がありまする…鳥肌ものなのさー・・・え?そんな気しない?)


 そういや、最近じゃ、スキャットをちゃんと聴くこともなくなったし、ちゃんと歌う人も少なくなってしまったなー。


スキャットの邦楽系となると「由紀さおり」さん辺りになるんかな?
でも、彼女の場合は「るるる〜」だから、ちょと違うよね。


往年の大人番組「11PM」の主題歌を歌われた「伊集加代子」さんはどうだろう?
彼女の場合は「ダバダ〜」ではなくて「シャバダバ〜」だと思うし、「タイムショック」のオープニングのショッキング系和声「ッハーーー!」まで聴くと、ジャズの括りで考えないといけないようだ。


 やはり、「おフランス」は「おフランス」であって、他国の追随を許さない独自カルチャーがあるのかも知れない(何かにつけ「自分達が一番である」というプライドの高さには閉口しちゃうけどね)。


ま、いずれにせよ、このジャンルは男性には立ち入る事ができません。
ある種、女性ボーカリストの聖域だわな。
いいよなー、透き通り系って。
デス・ボーカルも好きだけど、透明系もやっぱり良いな。



ダニエル・リカーリさんと言えば、こちらも外してはならない。
(ねっとり系のラララ〜です)
  ↓
エーゲ海の真珠(初期バージョン)
https://www.youtube.com/watch?v=IqfjmiUgONc


ポール・モーリア・グランド・オーケストラですよc、先生!
そりゃね、パーシー・フェイスも好きでしたし、マント・バーニーも好きでしたし、フランク・プウルセルも好きでしたし、レーモン・ルフェーブルも好きでしたよ。でも、ポール・モーリアはちょいとばかしアドバンテージがありましたな。
(う!、そうだ、一時期は、イージー・リスニングにハマっていたんだよな…>我)

まぁ、とにかく聴いてやってください。何気にランニングするベースが素敵ですってばさ!
部屋の真ん中でさ、指揮棒を振る真似してさ、コーフンしていた少年時代を想いだすな〜
はっずかしーなー(^^;

 ちなみに、「エーゲ海の真珠」はご存知の通り、この作品をはじめとして、その後いくつかのバージョンが登場しています。時にはPCM録音によるハイクオリティ作品なんてのもありました(と思う)。其々のバージョンに其々の良さがありましたなー。

エーゲ海の真珠(DISCO Ver.)
https://www.youtube.com/watch?v=Bhmvxy_zIog
  ↑
これなんかも凄い好きでした。
なんてったって、LPサイズのレコードで、45回転で針を落とすから、とても良い音質だったそうだ(・・・私には良くわからんかった)。てか、古っ。
しかーし!いくら古いと言われようと、曲の中間部の「ラララ〜」の初々しさと、それに続くアコースティックギターアルペジオにはかなりしびれたのは紛れもない事実だ。
石川鷹彦先生を髣髴とさせるものがあったんだぞ。
いつかはコピーしたいと思いつつ、・・・今日に至る(おいー!)。