(備忘記録)

北島三郎さんの有名曲の一つに『函館の女』ってのがあります。
タイトルの『女』ってところを『ひと』と読ませる技、この曲のタイトルのルビを見たときに知りました。もう随分と昔の話です。
「そんな読み方辞書にないじゃん!」とわめいていた少年時代がありました。


で、だ。
某国営NHKの歌謡ショーでこの曲を出演者が歌っていたんですが、それを見ていて、私は今までン十年気付かなかった事実を知りました。


「はるばるきたぜ函館へ〜♪」→「はるばるきたぜ函館〜♪」
と解釈してました。
「へ」が最後についてたんですね。


「あとは追うなと言いながら〜♪」→「あとは女と言いながら〜♪」
と思ってました。
・・・全然違う。


そういや小さい頃、親戚だかに連れられて北島三郎ショーに行ったことがありました。

…思い出した。

あの時、『函館の女』を3回聞いたんだよね。其々違うアレンジで。
アレンジが違うとはいえ、子供ながらに特定の曲をひとつのステージで3回も歌うのはいかがなものかと思ったもんだ。
休憩挟んで時代劇が始まったのにもおどろいた。サブちゃん主役。

(これはライブ(コンサート)ではなかったか?)

まさかコンサートに劇が挿入されるとは…衝撃以外の何ものでもなかった。
しかも、サブちゃんが「おいおい、ちょいと待ちなよ。」と言いながら登場したら、会場内あちこちから「ん〜っ待ってましたっ!!」「色男っ!」と飛び交う異様事態に。

…刺激を受けたさ。
「イエーー!」とか「ウオーー!」とか「キャーー!」とかじゃないんだぜ。
「っ待ってました!」「イロオトコッ!」なんだぜ。形式はどうあれライブだぜ。

なんかさー、そういうの、異次元ギグだよね。いいよね。
未知のアドレナリンが放出されそうだよね。