思えば、この曲の入ってるアルバム、OZの2ndは自分に物凄い衝撃を与えてくれたっけ。
「イントロダクション」から「崩壊の前日」へ繋がるドライブ感、シゲのベースのどろどろさ、ギターのカッティングの妙技、そしてマキさんの地響きを伴うようなシャウトに鳥肌立ちっぱなしだった。

 なぜかひょんな拍子に、ここにきて改めて復習して、このアルバムが(歌詞こそ、時代を禁じ得ないものの)今でも充分に主導権をとれる現役っぷりに一人驚いている私である。

電車の中で「崩壊の前日」「閉ざされた町」を『ベビーメタル』といっしょにヘビーローテーションしている自分の脳内構造、我ながら「ヘンじゃねぇかっ!」とセルフ突っ込みしているのであります。

でもいいんだ♪

姉御気質のグルーヴに心酔して、キャピキャピのズコズコサウンドににんまりする。嗚呼、いつの世でもすげぇサウンドは存在する。
これで満たされてしまうってんだから、どうにかしてるよね。


さてと、「閉ざされた街」今一度聴いてて思ったこと。
当時はブラック・サバスの影響を受けて、和製ブルースロックと融合を図ったものと捕えていたんだけど、今聴くと、サバスよりも、ひょっとしてキング・クリムゾンの影響の方がでかいんじゃねぇか!?と感じるようになった。
評価の仕方は人其々ですよね。。さて如何なものでしょうかな?