昨日、仕事帰りに一人飲みをしたくなって、会社の近くの焼き鳥屋に入ったです。
さつま揚げと、焼き鳥2本、シイタケ1本。熱燗を二合沁み渡らせ、焼きおにぎりで一息。我ながら渋すぎるチョイス。
ちょっと気分がよくなった。


一人飲みついでにと、神田に足を運ぶことにした。神田って、家とは逆方向なので、一人じゃ本来はあんまり行かないところ。でも、心をほぐしたくて、俗に言う「フォーク酒場」に向かったです。お客さん達が店内に置かれているギター等を演奏して楽しむという趣向のやつですな。
当然そういうタイプの店ですから、そう言うタイプの人たちが集まるんですよ。かつて、バンド(グループだな)やってましたとか、往年のフォークソングを家で弾いて楽しんでます〜風な人たちね。


僕は別に演奏するという気分だったわけじゃないんだけど、なんか昔のフォークとかを聞きたい気分になってたんですわ。生演奏系で。それをかつて愛でていた人たちが集っているところで…なぁんて考えていたら、その店に行ってみたい気になった。もう何年振りかの訪問だ。5年以上は確実に久しぶりです。
この手のお店の凋落は激しい。だから、もうお店も残ってないかもしれない…いや、残っていたとしても、営業形態が変わっているかもしれない。…ところが、まんまでした。
それが妙に嬉しかった。


カウンターに席を頂戴し、漫然と聞いていた。
それで十分だったんだけど、何がどうしたことか流れ上、演奏することになっちゃった。
「時の過ぎゆくままに」のベースを弾くことになった。
コード譜のみ与えられた。
私、ヨッパライ。
ギターとかドラムとかみぃんな互いに知らない人。
ほぼアドリブなんだけど、上手いとか下手とか超越してドキワクした。


こういうそわそわ感って、心の滋養になりますね。