カラスが凄い

昨夜は夜通し寝返りを打っていたような気がする。要するに寝た気がシナイ。うー。

段々寝苦しい日々になってきた関係上、外気を取り込もうと窓を開けて網戸で寝るようになってきてるんですが、網戸にすればそれと同時に外の音もやってくるわけでして。


半年くらい前に住んでいた所では「コンビニ配送トラック」や「公園たむろ組」や「上階喧嘩ペア」とか「お隣りジェームスブラウン」など、騒音材料満載で中々しんどいものがありました。
で、最近住んでるところでは、幸いそう言ったタイプの騒音は無くなったのですが、違うタイプの騒音が響き渡っております。



カラスです、カラス。
4羽ぐらいのカラスがチームを組んでいるみたいなのです。
きゃつらが騒ぐのは早朝4〜5時代。水曜日が最もテンションが高い。
「カァーーー、カァーーーー!」という基本形の鳴き声の他に「カワッ!カワッ!カワッ!」「クオーゥ、クォーッ!」「グルルル!」等がある。専門家ではないのでこの手の言葉の意味合いの違いなどは当然分からない。察するに、
「今日は燃えるゴミの日だー!」
「例のガードの甘い集積場はどうね?」
「どこかのアホウがむき出しで昨夜から捨てとるわ♪」
「じゃ、ブッコミ(特攻)よろしく〜」
「あ? 当番、お前やんっ!」
みたいなことで盛り上がっているんだろう。
どっちにしたって、こちとら目覚ましが起動する前に君たちの咆哮で目が覚めちまっとる。
あまりに煩いので、思いっきり窓を開けて何してるのかチェックしてやることにした。



争ってるし。



仲良しと思ってたらとんでもない。どういう結束力のチームなんだ。
メンバーの一羽が何処からか調達してきた食パン一枚、それを屋根の上でひとりご満悦に食そうとしてきたところを、割り込んできた一羽が横取り状態になり、更にもう一羽がそこに絡んできた。取られまいとしたカラスは飛び立ち、追撃する二羽と空中戦状態に至る。
咥えたパンを落とせば、すかさず別のカラスが低空キャッチ。それを今度は上から錐揉み状に急襲するカラス。荒れている。
100m程離れている私の住まいからですらギャースカと煩いんだから、アリーナはとんでもない状態であろう。



屋根(木造家屋)の上ってのは、そこに住んでいる家人には思いっきり盲点なんですね。その屋根の上で食物を食い散らかしたりされちゃ、たまりません。しかも、あの独特の「カカッ、カカッ」と二本足で跳ねるようにスキップする音。屋内では不愉快に響き渡っていることでしょう。
大変だなぁと同情するとともに、自分とこの真上であんなことされないようにしなくちゃと思った。「ではどうやって?」。頭の上にハテナマークが浮かびました。



カラスにせよ、ヒヨドリにせよ、ムクドリにせよ、ドバトにせよ、「野鳥」というカテゴリーに入るんだろうが、僕の中での『野鳥』とは異なる【野鳥】が最近、増えてまいりました。


「カラスが鳴くから帰りましょ〜♪」は、今や「カラスが鳴くから起こされる〜♪」になったっぽいです。
どうなのよねぇ?
やっぱりあれですよね、ゴミを「きちんと」出さないとね。しっかり管理してね。だからつけ込まれるんだと思うですよ。