『100人のアメリカ人音大生が分析した日本の音楽才能と人数の関係性』とか

 取り上げましたのは、ちょっとネットの世界で話題になっている『100人のアメリカ人音大生が分析した日本の音楽才能と人数の関係性』です。出典が見えてないので怪しいっちゃ怪しいんですけどね(苦笑)。

 まぁなんだ、アメリカ人に何言われようと知ったこっちゃないし、その音大生に日本の音楽カルチャーを云々されても、世界一となった日本の音楽マーケットなんだからそっち意識する必要もないかとは思うんですが、純粋に米国な皆さんには日本の音楽はどのように見えてるのかな?聴こえてるのかな?という興味から眺めてみたくなりまして。。結構興味深い点が散見されましたんっす。

 ユーミンさだまさしの評価が異様に高い。…其々のルーツをたどれば、アメリカン・フォークやソフト・ロック路線で60年代にがんがん飛ばしてたUSA、それらを輸入して・モチーフとして、日本のフォーク界やニューミュージック界は急激に成長を果たしてきた。ほんで、今となっては別物的に進化してちょいと往年のフレーバーが見え隠れするスタイルを歌っていると思われる彼ら。米国からすれば過去見的、既に終了した世界観の筈なのだが、それがレベル高いと仰る。ほほぅ、です。

 ガッくんや、XJAPANってのはなるほどと頷ける。ビジュアル系というジャンルは、日本が成熟させた独特のワールドですもの。そういう展開で見るなら、ゴールデンボンバーもこういう位置になるんでしょうか。

 極め付きはAKBを「集団ヒステリー」というカテゴリーでとらえたことか(しかも、ダンサー扱い)。エグザイルの方が売れるんだ、へぇぇ…な感想も持ちました(パフォーマーの方がダンサーよりもハイレベルなのね)。まぁなんだ、グループメンバー数で言えばどっちもギネス級だもんな、そりゃ、米国辺りでは理解に苦しむことだろう。



折角なので、『海外で一応売れるダンサー以上パフォーマー以下』とされた「TOKIO」への私心。


以前「ヤマト運輸」のCMに取り上げられている彼らの曲「KIBOU」が、かなり私好みっす
(^^)v
楽曲そのものは、良くある8ビート・ポップロックなんですけど、ミソの部分のメロディライン・コード進行が好みで、もうそれだけで嬉しくなってしまうのです。
いや、それだけではない。(現時点で唯一と言って良いのかな?)ジャニーズ所属の「バンド」でもある彼ら。私なんか、もっぱら日テレ系の「鉄腕DASH」ばかり観てるもんだから、彼らが楽器演奏できるということをついぞ思いっ切り忘れ去ってしまってるんですわ。
それが、ビデオクリップではあるけれど、ちゃんと演奏している映像を見てしまうと「うわ!演奏してる!すげ!」と、妙な関心しとしきりになっちゃうんですよね。
なんかいつも一本芯が入ってないように見受けられる城島がギターを携えて弾くコードワーク、ピッキングのドライブ感は中々凄いし、ベースの山口のピッチもかなりゾクゾクさせてくれる。驚きは松岡のドラミングのタイトさ。さすが「そうる透」を師としているだけあって、姿勢は良いし、効率的にタイトなドラミングを披露してくれている。国分も長瀬も存在感バッチリじゃないですか。これでバラエティ番組とか司会とかドラマとかに出ちゃったりしてるんだよね。いやぁ、ヤラレタ。このメンバー、何気に凄すぎると思う。
だから、アメリカ人音大生に「鉄腕DASH」を見てもらいたいんだよね(違)。

TOKIO - KIBOU