UKバンド「WishboneAsh」のこと

「ウィッシュボーン・アッシュ」と言うバンドがございました。ツイン・ギターが有名で、一頃の英国では圧倒的な人気を博しておりました。

　もちろん私もこのバンドはちゃんとチェックしなければいけないと、いろいろと曲を聴いていきました。
で、好きになっていったです。
…が、実は、僕の好きな「ウィッシュボーン・アッシュ」ってのは、名盤「アーガス」のそれとかとはまるで違ってまして、この曲「フロントページ・ニュース」なのです。

（※ホントは、スタジオ録音のやつをリンクしたかったんですけどねぇ…見つけられることには見つけられるんですが、直ぐにリンク切れになるです。当局、思いっ切りチェック（ガード）してるみたいなんで、最近の熟練バンドになったウィッシュボーン・アッシュのライブ映像をリンクさせて頂きました。スタジオ版の方がドライブ感があるんだけどなぁ〜…（＾＾；））

中版ギターソロ前半あたりのキメ！　これがいいんですわー。
そこに僕の好きなウィッシュボーンが凝縮されてました。

今でこそ、お約束的なキメかもしれませんがね、これ聴いた当時、猛烈に脳内スパークしたですよ。うっひょ〜！かっちょええ〜！！　ってなもんでした。

そして、全編を通して流れるベースのドライブ感がいい！（繰り返しになりますが、特にスタジオ録音の方ね）　これがまた妙に重さを感じたものでした。
この曲、全体的にからっと抜けるような西海岸風な潮風を意識させているようで、ベースやら何やらがブリティッシュしてるんですわ♪　
…そりゃそうだわなＵＫバンドだもんな。

　このアルバムはセールスとしてはそれほどでもなかったと記憶しているし、バンドとしてのオーラス活動的、実験的アルバム制作だったと言われていたけど、完成度としては僕はとても好きな一枚なのです。

　ここのギタリストのひとり、アンディ・パウエルが一貫して「フライングＶ」と言うギターを使っているんだけど、フライングＶと言えば例のマイケル・シェンカーとかが有名ですよね。
　でもさ、そのマイケルがフライングＶを使っているのは、アンディがこれを使って演奏していた姿に憧れたってのがきっかけいう説があるんですよね。

弾き方のスタイル、全然違うけどね。

Michael Schenker (MSG) - Rock Bottom

アンディは、こんな風な「脚挟み込み前傾姿勢」のＶユーザーではありまでん。
こちらは往年のウィッシュボーン・アッシュ。当時のライブ映像から…
　↓
Wishbone Ash - Blowin' Free

ね？
…思えばアンディの出で立ちってのは、フライングＶもそうだが、私にゃ、レイバン系サングラスのイメージの方が強烈だったな（＾＾；

そういや、この曲(Blowin' Free)も好きな私だから「フロントページ…」に限ったことではないんだな、…Ｍｙ、ウィッシュボーン・アッシュ♪

しっかし、マイケル・シェンカー(ＭＳＧ)の「ロック・ボトム」も勢いのある名曲だなー。
くそったれー、こぶし振り上げちゃうぜー！
はんぎょどーん！