うねるベースライン、キャッチーなロック、芯のあるスタンス…(?)

ベースの演奏が中々かっこよすぎて、しかも忙しいから余裕がないんだけど、でも、こういうプレイをステージでできたらどんなにかっこいいことでしょう♪
…などと思ったのがこれ。
 ↓
JOHNNY WINTER - ROCK AND ROLL HOOCHIE KOO


 まぁまぁ、かなり古い曲ではあるけれど、名曲と誉れ高いロックンロールなのであります。自分的には、この曲、リック・デリンジャーのそれを聴いたのが始めでして、もちろん彼もこの曲を十八番にしていたので、彼の持ち歌だと思っていました。
 あ、いや、それはそれで正しいんだけど、最初この曲を発表したのがジョニー・ウィンターのバンドにリックが在籍してた時の事だったんですよね。なもんだから、当然ジョニー・ウィンターも歌って当たり前でしたということなのだ。
 ソロになってからリック・デリンジャーがガシガシ歌いまくるのも良く判る。だって、彼の曲なんだし、それだけ、テンポの良いキャッチーなポップ・ロックなんですよね。最近じゃスーパー・フライもカバーしたんだったっけ。


 で、面白いことに、ジョニー・ウィンターの演奏するこれと、リック・デリンジャーの演奏するそれは其々に味わいがあるんですよ。そういう意味では正直甲乙つけがたい。


 ただ、バックのベース・プレイとなると、ちょとちがう。ジョニー・ウィンターのそれのヘンタイぶりにアドバンテージありなんですな。まぁまぁ忙しく弾きまくること!
ご機嫌だ♪



 あ、そうだ、ヘンタイと言えば、最近知ったのが沢田研二の「TOKIO」。
 もう、古い曲かも知りませんが、侮るなかれ。
 当時は何とはなしに聞いてたけど、じっくり聴いたら、これ、かなり時代の趨勢と言うか、テクノ色を前面に出しつつの8ビート・ロックに仕上がっていたんですねー。
 んでもって、これまたうねりまくるベース・ライン!
 これ、ちょっとマスターしたいと思っていたり。。。(^^;


沢田研二 - TOKIO



にしても、ジュリーって往年の彼はムッチャかっこいい!
ロン毛OK、
オールバックOK、
お化粧OK、
帽子OK、
くそうっ、いちいち似合ってるってのがうらやましい。。


片手に〜、ピストル〜♪


…おっと、脱線しちまったか(^^;



 まぁともかく、こんなことを思いました。時代の流れにどっぷり埋まってしまうと、時の流れとともに風化してしまうのは必定。しかし、そういう流れに乗っていたにしても、しっかりとした芯を持っている曲ってのは、流されずに、逆に語り継がれていくことになるんですなー、ってね。これ、決定的に異なること。

人生にも似たようなとこ、ありますよね。

 趨勢に流されて調子よく生きるのは、その時は上手いこと上昇していくでしょう。でも、潮流の変化とともに、一気に落ちて行くだろうし、そこでまたぞろ芸風を変えて新しい流れに乗ろうとしても、八方美人系のそれになって、結局は「芯の無い人」の烙印を押される羽目になるんだと思う。

 注意すべきはね、烙印ってのは若いうちは中々押されないんすよ。そういう評価判断が出来ないからね。
ミドルエイジを聞いてくると、押され始めます。
で、押されたら、もう戻りません。戻れません。
戻れたにしても若い頃以上のエネルギーが必要になると思います。
エネルギーが若い頃の半減以下になった状況で、若い頃以上のエネルギーを求められうようになるでしょう。いや、それって、とっても大変ですって。
だから、出来るだけ早いうちから、正しい信念を貫けってね。

 別に、キリギリスになりたいのならそれはそれでも構わないし、体制(決まりごと)に歯向かうのを信条として生きて行くのなら、それはそれでそのスタンスを貫いて価値観を構成してるんであれば、それはそれで立派な芯だ。そういうキャラの方はそもそもがゴマスリ系には走らんな(^^;

 よぅし! わしもおっさんだが、おっさんなりに、揺れてきた部分を出来るだけ検証して芯を育てていく事にしようかな…っと♪
(間に合わんかな?…いやいや、きっとダイジョーブっ。おっさん、頑張るの図だ…えへへ)