アート・ロックの先駆け『アイアン・バタフライ』です。


アート・ロックの先駆けと言うか、旗手と言えば、色んな所に様々なのがいましたが、シスコには『アイアン・バタフライ』と言うのが存在しました。知っとります?


名前から連想すると、最近の風潮からすればメタルを連想されてしまうかも知れませんが、彼らはサイケデリックでアートなロック・バンドだったんすよ。


ヒッピー文化の落とし子としてもその名を轟かせた『アイアン・バタフライ』。


彼らのもっとも有名にして、大作である「ガダ・ダ・ヴィダ」は、時と場合によっては15分以上もの長さを誇りまする。長さ的には既にプログレの領域だな(^^;


IRON BUTTERFLY  -  IN-GADDA-DA-VIDA


なんか、「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」と、「幻惑されて」と、『ドアーズ』が同居したみたいなサウンドでしょ?麻薬的ですよね。いかにもアブナさそうですよね。気をつけましょうね、はい。


インナ、ガララヴィ〜ダ〜♪


この下品な発声方法が、オーディエンスの心を「ぐわしっ」と掴んでしまうのです。
何を言っているのか分からないところがまたぞろ「ぐわしっ」と来るんです。


最近、懐古趣味と言うわけではないけれど60年代文化を見直す傾向がありますよね。そういう中にあっては、きっとサイケ調の服などを売っているお店のBGMなどで、きっと耳にすることがあると思いますよ。耳にしたら、店主に「アイアン・バタフライですか!コアですね!」と声をかけてみましょう。
ちょっとはお知り合いになれると思いますよ〜。(どうかな〜)