久しぶりに外で飲んだ。

 自粛モードと言うわけではないけれど、震災のあった日(の翌日…当日は飲み屋に行った)からこっち、「外飲み(外で飲むこと)」は一切行っていなかった私。


 意識的に飲みに行くのを控えていたわけではなく、気分的にどうも仕事が終わると、とっとと帰るように身体が働いていた。
でも、震災のあった日以降、酒を飲んでない日は無い。自宅で連日飲んでいたわけです。


 先週末なんか、「水の買い出し」ならぬ、「福島の酒の買い出し」に出かけた。水は売ってなかったが、酒は売っていた。
 私は福島の酒が好きだ。汚染が進んで酒が成立しなくなってしまうのではないかと心配もしている。もし万が一汚染が進んでしまうと、次回の製造酒は店頭に並ばなくなってしまうかもしれない。
「ならば買って味わっておこう。」
自分が忘れないようにしておきたいレベル程度の購入です。3本ね。



 震災後、会社内では「いつ電気が止まる分からない」とか「電車の運行状況が不明」とかいうことで、遠距離通勤者を主として、『当座切り抜けられる範囲内の仕事に特化してこなし、後回しに出来るものは後回しにして、さっさと帰宅しなさい』ルールがひかれた。
 が、『当座切り抜けること優先』も、二週間以上過ぎてきますと、当初は優先順位的には後回しにしていたものも、今では優先事項になってしまい、結局現在は『今やらなければならない仕事ばっかり』になっちまったです。やばいです。年度末ですし。。


…ってなわけで、タイプの異なるストレスが溜まってきましてね、「こりゃどうにかしないと、頭掻きむしって吼えそうになっちまう。」な気持ちでいっぱいになってきた。



 そんな折、私がかねてより応援している女性ボーカルのカントリー・バンドのステージが銀座で行われることを確認。
 加えて、そこでお知り合いになることが出来たダンディなお客(Tさん)のお誘いも頂戴したこともあって、この度、震災後初の「外飲み」を実行することになりました。



いやぁー・・・外で飲むことの美味しさよ。
そりゃ、照明は暗いわ、客足はそんなに盛んじゃないわで、ちょっと寂しいような気もしたけど、慣れて(酔って)しまえば、ンなこたぁ直ぐ慣れる。


 なんて言うか、家で飲むと、飲む人は私しかいないので、一人で黙々とPC等に向かいながら飲むわけですよ。柿の種とか食いながら。つましいでしょ?ってか、閉塞感に支配されちまう。不思議なんだけど、一人で黙々と飲むと、酔いが回るのも早いです。
 大概、350mm缶の「ビールらしき飲料」を飲んで、(ほぼ正しい)焼酎のお湯割り(ダブル)を2杯くらい飲んだら、結構「ふうらりふらり」になってしまう。


 これが「外飲み」となると、語らう相手様がいらっしゃることもあるのでしょう、俄然ピッチも早くなるし、強くなる(という錯覚をする)。
生ジョッキを飲んで、焼酎お湯割り(ダブル)2杯の後に、ウィスキーのロックを数杯飲めちゃう。しかもかなりご機嫌になるし。


久々のライブ演奏のカントリーも心に沁みた。スタンダード・ナンバーが中心のステージだったので、流れ上、何故か「故郷に帰りたい」が聴きたくなった。
リクエストしたら演奏頂いた。これまた沁みた。
そして、お店で誕生日演奏まで頂き(実は数日前が私の誕生日でした)シャンパン貰っちった♪ 美味かった(^^)
バンドの方々からのお心遣いにも激しく感動! 嗚呼、酒が美味いっ☆!!



結局、帰りの電車は乗り過ごしを経験しながらの帰宅となりました。


はい。
飲み過ぎ。


か〜るくキャパを突破しました。


・・・


翌朝、電車に乗れなくて困ってしまったのは言うまでもない。
 胃腸薬飲んで、ウコン飲んで、ワカマツ飲んで、安定剤飲んで、気合を入れながら、『ぶらり途中下車』モードでWCに駆け込みながらの出勤となった。
車内は混んでいたが、気のせいか私の周りはややゆとりがあった。私、かなり顔色悪かったんかもしれない。吐きそうな表情をたたえていたのかもしんない…すまんなぁ、皆さん。
でも吐かなかったでしょ?
褒めて褒めて(T_T




あ、そうそう、ライブに連れだって出かけて下さったMr.ダンディTさん、彼にはご馳走になってしまったばかりか、プレゼントまで頂戴してしまったです!
これまた激しく感動っ!!


お酒っっ☆!!


バーボンらしい。。


見た時無いボトルだ。


…なになに?


…うーむ、…ふぅーーむ。。


この、馬らしきエンブレムみたいのとかがポイントだな。。


洋酒は、とんと明るくないなー。


よくわからないから、飲んでみようっと♪



んまいっ♪
この、何て言うか、喉越しの後に鼻腔に広がるクッキー系の風味が「ならでは」である。
すばらしい。。。







※余談だけれど、昨日初めて知ったこと。


「ジャック・ダニエル」はバーボンだと思っていた私。
実はこのウィスキー、テネシー・ウィスキーというカテゴリーにあるらしく、バーボンではないのだそうな。
とは言え、このかなり丁寧な味と喉越しや風味は、この酒がバーボンであろうとなかろうと美味いことには変わらんです。
その後「フォア・ローゼス」を飲んだのだが、自分の記憶『「フォア・ローゼス」は香りが良い。』というのが、ちょっと覆されました。
ジャック・ダニエルの後に飲んだら、「あれ?こんなにスモーキーなフレーバーだったっけ?」
そんな感想を持ちました。(^^; 
酔っ払いの戯言さね。(笑)