KT Tunstall:女性フォークシンガーかロッカーか。。

KT Tunstall「KTタンストール」・・・なんかすごい名前のアーティストだな。「箪笥通る」。

KT Tunstall - Black Horse & The Cherry Tree

 彼女の演奏を始めて聞いたのがこれ。もう何年も前のことなんだけど、アコースティック・プレイに意気込みを感じたね。一生懸命サンプリングしてるところがかわいいし、結構「そういう」タイム感をしっかり持っているようです。努力もしてるんでしょうが、センスの部分もかなりあるんじゃないかな?サンプリングを重ねてそこから歌いだすというプロセス…妙にジャコパスのベース・ソロ「スラング」を思い出してしまったっけ。


 「箪笥通る」さん、結構野太い歌い方をしております。何て言うんだろう?・・・あ、そだ、何気に69年ウッドストックを思い出させるような、そんな不思議な空気感がヴォイシングにあるんですよ。なもんだから、新鮮さと懐かしさが共存してしまって、不思議な感覚に包まれてしまうんです。そういうところが、当時僕が気に入った理由の一つかも知れない。


 そうそう、こういうアコギのストロークって、昔、ヨースイとかタクローとかやってなかったっけ??そんなこんなも思い出したのも要因の一つだな。


 とは言え、箪笥通るさんはアコースティックの世界の住人というわけではなさそうでして、ガレージ・ロックっぽいのがお得意のようだ。
最近、彼女が発表したのが、これ。


KT Tunstall - fade like a shadow


どうでしょう?
数年間でものすごくかっこよくなってきた気がするです。
アコースティックなのも捨てがたいんだけどなぁ・・・まぁ、いいや、これはこれでかっこいいし♪


 箪笥通るさんったら、エレキを持った時にテレキャスターを抱えてたもんだから、てっきり米国南部テキサス系かと思ってしまったんだけど、後で調べたらスコットランドのご出身であらされるのね。。ってか、アコギもエレキも沢山の種類をお持ちのようで。。。失礼いたしました。(^^;


ところで、余談だけれど、ステージ上で照明器具に蛍光灯(直管)をちりばめてライトアップするという演出は、むちゃくちゃかっこいいなぁと思いました♪


照明って大切ですよね。
「住まい」でも「本当にこだわる人」と言うのは、応接とか居間とか玄関とかにこだわるのではなく、照明にこだわるのが「ツウ」だそうだし。


箪笥通るさん、これからも頑張って下され。