ちょっと結構マニアックな話題ですが良いですか?

 昔、僕は「小沢さとる」という漫画家の描く潜水艦もののマンガがとても好きでした。「サブマリン707」とかね。で、特に好きだったのが「青の6号」と言う漫画。


 この作品、連合国と世界制覇を目指す悪の集団が戦うんだけど、悪の方のトップは片目のずきんを被っていたんだよね・・・これ、「20世紀少年」の「あの」彼の元ネタだと思っている。 ついでに言ってしまうと、悪の集団の使っている潜水艦は総じて「ガーフィッシュ」と名づけられているのだけれど、それってば結構以前にNHKで放映された「不思議の海のナディア」に登場してくる「ガーゴイル」っていうネーミングと被るものがある(ガーゴイルもずきんを被っていたな)。
 つまりさ、そういう作品を作っている人達って、実は結構私と同じ世代だったりして、んでもって、同じようなマンガに影響を受けて育ってきたと言うことなんだろうかな?(にしても、受けた影響をほぼ『まんま』起用しちゃうってのは薄っぺらいと思うけどね)。
 そうそう、それってば、いつぞやにも書いたけど、CMに挿入されてくる歌(BGM)にもそういった片鱗が伺えるですよね。『お、このCMにその歌をBGMにもってきましたか!、いや、あんた(製作者)、その歌の美味しいところ判ってるじゃないの!』みたいな。。


おっといかん、話が逸れた、「青の6号」の話ね。


 連合国の本部「青」は海底(マラコット海峡だったかな?)深くにあるのだけれど、そこに所属する日本の鑑が「青の6号」って言うのです。その本部を守るロボット「ノボ」ってのもかっこよかったし、ちなみに「青の1号」はアメリカだった。。


 「青」には、いろんな国の潜水艦があるのだけれど、「青の6号」は比較的ポンコツの部類にあった。しかし、艦長、副長を初めとした乗鑑員の資質が高いため、本部の中でも中々の存在感をアピールしていた。(各国とも日本の艦「6号」をポンコツ呼ばわりするので、艦長は機嫌が悪い)。でもいいねぇ、そういうとこ、いちいちかっこいいと思ってた。


 最近のSFなどのマンガの描写力から比較すると、「青の6号」の描写はかなりチープに見えてしまうかもしれない。しかし、読み進んでいくうちに、「んなこたぁどうでもいい!」くらいに潜水艦ワールドにどっぷりはまってしまうのです。なにしろ勢いがある。



このオリジナルを今の技術水準でアニメ化してくれー!!
(ま、75%割引で、潜水艦ものとしての作品と割り切ると、いい感じかもしれん・・・)