トリッキーなイントロに感じるRock'nRoll

 実は私、女性ロッカーの「ラナ・レーン」が好きだった時期があります。
ずーっと聴き込んでいたわけでは無いですけどね、彼女の曲には時々「お!」と、驚かされる部分があったりしたのだ。
例えばこれ
 ↓
Lana Lane - Destination Roswell

 曲の本編が始まってしまえば単なるストレートなフツーの8ビート・ロックだけれど、導入部分やらイントロがトリッキーだと思いません?・・・私だけか(汗)
こう言うのがたまらないのですわ。
え?なにかって?
えっとね、イントロが流れてね、「この曲はこういうリズムだな」と思わせといてね、「残念、こういうリズムでした」っていう回答を突きつけられること、です。


 この曲の場合、「ズジャーカジャッ、ジャッ♪」と流れはじめるもんだから、「ズ」が1拍目と思ってしまうんだけど、ドラムが入ってくると「あれ?違う?」と頭を捻ってしまう。しばらく聴いてて、「あ、そか!『ズ』は囮だったか!、『ジャーカ』に1拍目があるんだ!」と知ることになる。
まさに「裏をかかれた」トリックに「やられたっ!」と思うです。
で、同時に「かっこいいなー!」と思わされてしまう。
そういうとこ、自分、けっこー「お安い」です。



 こういうのに似たパターンには、「ヴァン・ヘイレン」の「ユー・リアリー・ガット・ミー」とかにも該当部分がありますよね。「ズジャジャジャジャー♪」とイントロが流れて、「ズ」の部分が1拍目と思わせといて、実は最初の「ジャ」の部分が1拍目。正解が半拍ずれてるんですね。これにも「やられた!」と、当時は感動したものでした。


Van Halen-You Really Got Me


 そうそう、「ドゥービー・ブラザーズ」にもそういうのあった。「チャイナ・グローブ」。もう、おわかりですね?
そうです、イントロの「ツクジャージャーン、ツクジャージャーン♪」です。「ツク」を1拍目と思わせといて、実は「ジャー」が1拍目でした。

Doobie Brothers-China Grove

ん?


そもそも、彼ら、そういうのを狙っていたわけではなくて、単に私自身が聴き間違えていただけか?
・・・だとしたら、これはモーレツに恥ずかしいことだ。
自分の音感が、ぶれてるってことになるもんね。。(^^;



ま、いーか(笑)
閑話休題でした♪



PS;
あ、いかん、いかん!ドゥービーを語ったら、急激に「Jesus Is Just Alright」が聴きたくなってしまいました。
そうね、「チャイナ何がし」も「ロングトレン何がし」も捨て難いドゥービーの名曲であることには違ういないと思いますがね、個人的にはね、「ジーザス・・・」なんですよ〜♪
客観的な分析では、『リフのユニゾン技』ってのと、『9th和音』の多用・・・これがキモになっているのかも知れません。(やっぱり私、案外「お安い」かもです・・・苦笑)

Doobie Brothers - Jesus Is Just Alright

唐突に古いフィルムですんまそ(^^;