ラウド系パワーロックバンド「Adelitas Way」
これ、非常にかっこよいね。好みですわ。
ラスヴェガス発のラウド系ハード・ロック5人組「アデリタスウェイ」。私好みのロックの髄液がほとばしっている。彼らがいつデビューしたのか知んないけど、自分的にはかなり最近のバンドに位置づけしている。よくよくチェックしてみると、彼らのラインナップにはプロレスに起用されている曲もあるようだ。
そうそう、なんでだか、プロレスの世界では入場テーマとかにヘビーメタルとかラウド系パワーロックを採用するレスラーが多いよね。イメージ的なマッチングとしては頷けるものがあるけど、全員が全員、「ストロング」で「重厚パワー」で「中指突っ立て系」ではバランスがとれないんじゃないかなー。中には、「颯爽」なんてのをキーワードにしたレスラーなんてのがいてもいいんじゃないかなー(昔の「ミル・マスカラス」みたいに「スカイ・ハイ」で登場とかサ)。。もっとも、そっちの世界はトンと素人なので、かなり誤解している部分があるかも知れないんで、あんまり言えた柄じゃないな(^^;
おっと脱線しちまった。
とにかくアデリタスウェイのこの曲「Invincible」のイントロからしてひっかかるですよ。
なんったって4度和音ですよ、4度!(と思う)
このゴリゴリ感、すてきだねー。
直球加減の曲調に身を委ね、マイ人生飛ばしてみたいもんだわねー。うははは。
『悔しがる人、突っ伏してる人、そこここにいるけど、吹っ切っちまえ!上等だ!』
みたいな。
さすが、このメンバー、スラム街のどん底から這い上がってきた(らしい)だけあって、半端じゃない勢いがある。何でもそうだけど、どん底を身体で感じて越えてきた人ってのは強いんだよね。そんなエネルギーに感動するです。
invincibleって、辞書引くと「克服できない」とか「征服できない」みたいな意味になっているけど、ネット検索では「無敵」「屈強」と出てくる。
???だ。
この歌詞の場合、どう訳すのがいいんだろう?
自分なりに概略を訳してみたりした。
「Invincible」
俺は今夜無敵だ
俺は生きてんだ
俺の目をよく見ろ
これからあんたを連れ出してやる
俺は今夜無敵なんだ
俺を信じてくれ
あんたは俺のようなばか者に一度も会ったことがないだろう?
あんたは俺が見たものを一度も、見たことがないんだろう?
封じ込めろ「今」を
俺は人生を取り戻してんだ
俺は蘇生してる!
もうたくさんだ!
俺、今夜たぶん無敵だぜ
何しろ、生きてるもんよ
俺の目をよく見てみろよ
あんたを連れ出してやる
俺は今夜、無敵なんだぜ
俺は100通りの方法であんたを潰してやるよ
そして、俺はあんたに顔を覚えさせるんだ
それであんたを置き去りにしたらどう思う?
見えないものを止めるってのは、難しいもんだよな
上等だ!
もうさ、これって、ワルのイキがっている歌詞以外の何ものでもないわな。
うん、でも、このソリッド加減、憧れたりもするね。成り上がり的発想ってのは嫌いだけど「今」をアッパーで突き抜けるこの雰囲気、学ぶべきところ、大いにありだな。
ワルになれない自分の性分だけど、そういう「ふり」をするだけだって、アドレナリンが上昇して、内部がささやかに噴火するんだよね。アルコールが入っちゃうと「Ha!」とか口をついちゃう事もあるか(苦笑)。そういうイキがり屋さんです(^^;