Bruce Hornsby;80年代ポップの印象的な1曲だー

 先日、UKロック関連を検索している最中に偶然出くわした「 Frankmusik」。
そのユーロ・ビート的なダンサンブル・ナンバーは、聴いているうちにこっちを80年代回顧のモードにスイッチを入れてくれた。まことにどうもありがと。

・・・ってなわけで、80年代回顧をしていたら、俄然聴きたくなったのがこれ。


Bruce Hornsby - The Way It Is

正確には「Bruce Hornsby」ではなくて、「Bruce Hornsby & The Range」。この曲は発表後、瞬く間に全米No.1を記録したです。私の知っているBruce Hornsbyって、この1曲だけとも言える(汗)。でも、No.1を記録しただけあって「The Way It Is」は凄いのだ。


この曲の「キモ」は下りの部分でピアノが奏でるアルペジオ&和音にある。


チャララ〜ン、チャララ〜ン、チャララ〜ン♪ ってね。


ようつべで見れる状態ならぜひチェックしてみて下さいませ。


 何やら転調しそうな雰囲気があるけど、そう思わせといて転調しないでしょ?
これ、テンションが強くかかる効果のある和音なんだよね。ディミニッシュじゃなくて・・・サスじゃなくて・・・アッド!、そうそう、アッドのテンション系『add9』のコードなのだ。


 このアイディア、自分的に「いいなー!」と思って、それをモチーフにオリジナルの曲を書いてみようと思ったことがあったんだけど、結局「The Way It Is」の印象が強すぎて、どうしてもそれに似てしまったっけさ。。断念。


(余談だけど、これとは別に、偶然編み出した6th(9thかもしれない)系和音で、使えそうな素材を幾つか大事に暖めているんだけど、これ、日の目を見ることってあるんかなー、暖めたまんまかなー・・・誰かに提供すっかなー、、、求められればの話だけど・・・苦笑)


 さて、この曲の歌詞なんだけど、和訳を理解したのは実はつい数年前のこと。
なので、この曲が売れてて、自分が聴きまくってた頃は単純に「オシャレでストレートな曲」のイメージしか持っていなかった。ボーカルもひとつのインストとして聞いてたんだ、この曲についても相変わらずだな>我(^^;


知ってビックリ!
実は、当時不況に喘いでいた米国の労働環境を嘆いていた曲だったんだわさ。


仕事に就いている人がいて、仕事に就けない人がいる。そこに大きな溝があるんだけど、「それが現実なんだ、きっと何も変わりやしない」と半ば諦めムードが漂う。
いかんぞ、ロウワーだぞ、そういう中にあってもアッパーで行きたいぞー。あ、これ、個人的見解ですが。。。



 何でもそうだけど、悲観的に考えるのはNGにしないといけませんよね。ちょっと自分に言い聞かせてみました。



悩んだり、悔やんだりして、物事が解決するのなら、いくらでも悩みましょう。


でもね、いくら悩んでも、そこから事態の解決の糸口が見えないと言うのなら、悩むの、止めましょうか。


悩む分だけストレス溜めまくって、もっと体調おかしくなっちまうからね。