Devin Townsend : ロックはね、魂なのよ。

私、Devin Townsendなんてミュージシャンを思い出しました。
多分、どこぞのサイトでスキンヘッドのエグいビデオクリップを見て、触発されたんだろうなぁと思ってるです。
元々、私はデヴィンのステージを あのスティーヴ・ヴァイの来日コンサートで目の当りにしたんだけど(随分昔だ)、まさか当人、ボーカルが本業じゃなくてギタリスト志望だったなんて、そのステージを見るまでは全然知らなかった。ってか、ステージ上でヴァイに負けじ劣らず弾きまくっている姿が印象的だったっけ。で、尚且つ、デヴィンの面立ち。
スキンヘッドのインパクトでしたのさ。

Devin Townsend - Christeen

彼独特のエモーショナルな歌い方や、ギタープレイの技の高さは、業界では広く知れ渡っておりまして、その後引っ張りだこの状態が続き、それは今でも健在なのだそうである。
で、最近の姿を拝見したのだが。。。

彼は髪を発生させた。
髪を発生させたら、「うーむ」になってしまった。
歳も重ねてしまった。
その結果がこういう形で現れた。

The Devin Townsend Band - Regulator

原爆投下型ゲーハーのロン毛は、誰がなんと言おうとトホホである。
落ち武者と言うか、ホームレスというか、とにかくトホホなのである。
けれど、見方を変えれば、その面構えでこの最高水準のロックだ。
勢いを感じるではないか、凄みがあるではないか、返って!
サウンドの現役さ加減はすばらしいものがある。

レィギュレィターーーッ!

ロックはさ、そりゃ最初はカタチで入るものなのかもしれないけど、ツウはね、もはやカタチは問わないのである。
魂で聴くのだよ。
研ぎ澄まされた魂の叫びに似たプレイは、見てくれなんかうっちゃってしまうのだよ!
筋骨タイプがメタルで、痩せ型がパンクスなんて捕らえ方をしていた時期が私にもあったけど、そういうのって改めなくてはいけないと感じた次第なのです。


カタチも重要だけどね(^^;