「Pillar」と言うリアリティ攻撃型のロックバンド!


pillar.jpgアリーナ・タイプのヘヴィ・ロックを聴かせる4人組「ピラー」。

Pillar-Frontline
http://www.youtube.com/watch?v=rlcBVVdxByY

音楽と歌詞のみですが、さて、聴いてご覧になった感想は・・・どうお感じです?
個人的には、モーレツにかっちょいいっすのよさ!
ビートの刻み具合が非常に按配よろしいし、コーラスも淀みがない、ブルージーで攻撃的なのが特に凄い。もうね、「やられたっ!」て感じ。

 さて、同じ曲だけど、ビデオクリップの違うのをふたつ紹介しときましょう。。。

http://www.youtube.com/watch?v=xPlRDz7-eSo&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=HP5bXy3kV6w&feature=related

ライブ映像と、映画映像です。
さて、どう?

 ボーカルはどちらかというと、メタル・ロック系ではなくヒップ・ホップ系からの応用編ってのがわかりますよね・・・これまた新鮮だと感じません?(笑)

 しかし、それより何より、歌詞の内容はと言うと・・・戦争の臭いが立ちこめている雰囲気があるんです。戦場の最前線で苦悶しているそのものずばりではないかと、いきなり突きつけられた気がしてきませんか?

 この曲はそう言う意味で、結構「重い」ことになってしまう事が判明するのですよ。いきなり解釈の修正を迫られてしまうのでありますよ。
実にダークで、哀愁なのであるっす。
プラトゥーンなのである。フルメタルジャケットなのである。
 結構しんどいが、これぞ、パワーメタルの王道なんだろう。「悪魔」だ「デス」だなどと絵空事言っているよりか、はるかにナマっぽい。しかも、そういう精神界の「どろどろ」のナマっぽさを思いっきりリアルに表現している!・・・このバンド、エモーショナルな側面でも充分に能力を発揮している、実にプロフェッショナルなんだと実感した。
ある意味、直球投げてるバンドなのである。怖いくらいに。。
あー、なんでだか映画「スター・シップ・トゥルーパーズ」を観たくなってきた。
この映画こそ、綺麗ごと美的要素を排除した本当の戦争映画なんだと思ってるっす。SFの世界なんだけどね。見ていない方は是非に。
見た後に頭抱えても責任持ちませんが、結構「戦争」ってのを正面から捕らえていると思うよ。

 そう、魂の叫びをロックともし呼ぶのだとすれば、ピラーこそ現代におけるロックの真骨頂なのかも知れません。。。

戦争はいかんです、絶対!

世界人類、みんな地球人として調和できれば幸いなんです。
折角、今この瞬間を皆が共有しているんだ、これも何かの縁、皆がみんな、満たされた人生を全うできることを心より祈ってます。ほんとだよ。