「Killswitch Engage」のコアメタル歌唱法
綺麗なアルペジオで始まり、ズコズコのリズムが刻みだされる・・・そう、メタルのひとつの典型的なパターンではあるけれど、妙にアルペジオの綺麗さ加減とかピッキング・ハーモニックスを組み込んだリズム刻みがなかなか気持ち良い。しかも、全編通してのデス声ではない。この手のHR/HMの世界にあっては比較的丁寧に発声しているボーカルではないだろうか。なんだか、かなり独特なワールドに誘われた気がした。
うん、個人的にはかなり満足しましたん♪
で、まぁもう一曲(^^;
Killswitch Engage - The Arms of Sorrow
え!?この人がボーカルなん?というような意表な展開でスタートする映像ではあるけれど、これまた素敵なアルペジオと攻撃的なコードワークが冴えわたっております。しかも変拍子・組曲的なのを取り込んでいて、ちょいとツウ受けするような構成になっているところが美味しい。
要するにプログレ要素・・・あ、私が好きなだけだな(笑)。
楽曲に独特な「こだわり」が組み込まれているなと思ったら、何のことはない、ギターのこの二人、バークリー音楽院出身やん!!
センス、磨いてきたんだろうな〜。
こういうところ、実に私にはかなわない領域です・・・(まともに張り合う気か!?)(違〜
加えて、この二曲ともPVの映像構成も中々だと思いました。スローモーションにスピード感のあるリズムをぶつけたり、書物をキー・アイテムのひとつにしたりと、アイディアが面白いね。
あ、そうそう、余談だけれど、ボーカルの人、名前が「ハワード・ジョーンズ」と仰っしゃるそうです。
ええ、ええ、ご存知の方はご存知でしょうね、昔流行った「チェッカーズ」(藤井フミヤの古巣のバンドね)のあの髪型の模倣の原点とも言える人、英国人なあの人ですが、当然、その人ではありません(笑)。
ちなみに、ご想像されたハワード・ジョーンズは・・・
ですよね〜。
(これはこれで、よろしいか)(^^;