「菅野よう子」さんの手がけたアニメOPの数々惚れ惚れ
菅野よう子さんと言う方をご存知ですか?
かつてここのブログでもほんの少し語った事がありますけど、まぁとにかく、TVアニメやら、CMやら、そういった世界では結構知名度のある作曲家(主に)なのでありまする。
もうね、この人の音楽の世界は独特のものがあるのです。
で、反芻したくなった私。いきます!
今回はアニメのオープニング・ナンバーばっかりですけど、許してね♪
攻殻機動隊
https://www.youtube.com/watch?v=jJhsE3sKPik
天空のエスカフローネ
https://www.youtube.com/watch?v=rzZvm3-CTdY
マクロスF
https://www.youtube.com/watch?v=kexAkVkwYs0
カウボーイビバップ
http://www.youtube.com/watch?v=PTETY8Db07k
地球少女アルジュナ
https://www.youtube.com/watch?v=A2R50mhns_A
ウルフズ・レイン
http://www.youtube.com/watch?v=xoQuu7GPxAI
きゃっほーぃ!♪!
(ちなみに私はオタクではありませんのことよ。オタクになるには歳を重ねすぎたわ・・・笑)
上で取り上げた曲達。曲調とかタイプは其々に異なっているのですが、どうです?何やら一貫した雰囲気と言うか、カラーを感じません?私は感じてしまうのでありますよー。
菅野作品ってのは、完全ストレートなありふれたメロディのようで、実は変わった音の飛びが時々見受けられましてね、その具合が曲のスパイスとして効いてくるのです。
コーラスやハモりについては、これまた3度とか5度のおきまりのハーモニーではなくて、ちょっと捻りの効いた和音がかぶさってくる。不協和音ではないけど不思議和音。時に『ディープ・フォレスト』系。
オーケストレーション、ストリングス、ビッグバンド、時にわけの分からないガムラン楽団、そう言った「曲を装飾するエッセンス」も極めて効果的にフィーチャリングされてくる。その選び方のセンスが良い。
さすがに変拍子ってのはあまり見受けられないが、主旋律、コーラス、アレンジ、その随所に彼女の独特な節回しのような、アクがある。で、こういった手法の一々が好みなのである。私は、こう言う技物には弱いのらしい(笑)。
けだし!アニメと言うことだけで片付けて欲しくない玄人っぽさがあるんだよね。
(^^;
もっとも、不思議系サウンドの源流を辿ると、色々あるのだけれど、こと、アニメに関して言うならば、私の体験は大友作品がそもそもの始まりだったのかもしれません。ご存知「アキラ」です。
『芸能山城組』です。
http://www.youtube.com/watch?v=es5EMBb1OnU&feature=related
当時は斬新だったなー。今でもこの世界観は色褪せしてないと思うなー。
インパクトがあるんだよね、青森東北地方の祭り掛け声と、赤道直下インドネシアのガムラン、ケチャック、徹底的な3.4.5度和音の反復。
サウンドがリスナーをトランス状態に導こうとする、そんな魔力のようなものがありましたな。
菅野さん、この辺りの「匂い」を独自にモチーフとして取り込んだのかもしれませんね。違うかな?
テツオォォォォォ!動くんじゃねぇぞーーー!
カァネダァァァァ!俺に指図すんじゃねぇー!
どんがらがっしゃ〜ん。。
カラン・・・コロン・・・・・・カランコロン♪
(このカランコロンが菅野的)