サンマの骨が喉に刺さって一カ月。


とある定食屋さんで焼サンマ定食を食ったのですが、以来サンマの骨が喉につかえたままになってました。常にある異物感、実にファンキーです。「ゴロンッ」というか「チクンッ」というか、嚥下する度にやってくるです。
どういう状態なのか確認しようと、洗面所で口を大きく開けてペンライトをつけてみました。
(…あった!)
ありましたありました。扁桃腺の手前程位に刺さっております。
見た感じではそれほど大きくはなく、何と言いますか、喉から太い白毛が生えているような、そんな感じです。

(これなら自分で何とかできるかも!?)

救急箱をひっ繰り返してピンセットを探しました。…こういう時に限って見当らない。
部屋中の色んなところも探したのだけど、結局見つけることができず薬局に行って買うことにしました。

(よぉし、抜くぞ!)

ゆっくり、ゆっくり、焦らないで、焦らないで…、ヘンに動くと関係ない組織を傷めてしまうもんね。。
手を『ぷるぷる』言わせながら、片手にペンライト、片手にピンセットで大きく開けた口の中をゆっくりゆっくり奥へと進んでいきます。

(もうちょっと右かな?あ、違うっ!そっちは上だ!えーっとえーっと。。。)

一旦休憩っ!

<ぜー、ぜー、ぜー…>

(うし、気を取り直してもういっちょ!)

「んー、ー、!、…、?、んー、…」

まぁ、そんなことをン十分程やりまして、結局、露出している一部を分断しただけで終わっちまいました。いよいよ抜きづらくなっちまった。



…会社の人にこのことを話しましたら、医者に行った方が良いとアドバイスを受けました。

私「やっぱり行くべきなん? 何処が良い?」
Aさん「喉なんだから耳鼻科!」
Bさん「オペなんだから外科!」
Cさん「口を開けるんだから歯医者!」
Dさん「内科でもやってるよ」



いつも行く内科に行くことにしました。
抜きました。
現物見たら、結構長かった。10mmくらいはありました。

放っておいて大丈夫なレベルと、化膿して熱が出て大変な目にあうレベルがあるようです。
私の今回の件は明らかに後者であったらしい。

いやぁ、まいったまいった。人生で初めてのお医者での「とげ」抜きでした。
(久々の、人生初ね)